静岡県のこども園でバスの事故がまた起こってしまいました。
この夏、やま、たいよう、うちゅうで
毎日バスで海へ通った生活を思うと、
とても他人事とは思えず、
改めて、乗降時の人数確認の徹底を
職員間で確認しあいました。
そして、
うちゅうさんにも事件のことを話し、
考えてもらう時間を取りました。
みんなもさ、よくバス乗るやん。
どうしたらよかったやろう?
「バスで寝ない方がいい」
「宇宙はもうあんまりバスで寝らんけぇ大丈夫」
と、最初こそ自分たち目線でしたが、次第に、
「でも、やまぐみはまだ寝るよ」
「たいようも寝ちょう人もおるよ」
と下のクラスの子たちへ思いを寄せ始めました。
もしさ、寝てる人がおったら
みんなやったらどうする?
「ついたよ!って起こす」
「すぐに寝る人の横にうちゅうが座ってから、
着いた時に着いたよ!って起こしたらいい」
「うちゅうがいつも最後に(バスから)降りるけぇ、誰か残ってないかなぁって見る!」
「降りん人がおったら、降りさせて!って大人に言う」
「降りん人は抱っこしたらいいやん!」
「うちゅうの方が(小さいクラスの子より身体が)小さい時もあるし、バスの階段が危ないけぇ抱っこはできんよ」
「そんなら大人に言えばいい!」
もしもバスとかおうちの人の車の中で
1人になってしまったらどうしたらいいかね?
「うちゅうやったら窓が開けれるけぇ、窓開けてから『助けて』って大きい声で言う」
「小さい人は窓がかたくて開かんけぇ、窓をどんどんって(叩く)する」
「ぷっぷーって鳴らしたらいい」
いつもの暮らしを頭に思い浮かべながら、
自分の言葉にして懸命に伝えてくれました。
正解なんてないからこそ、
わたしだったら!
ぼくだったら!
どうしただろう?と考える。
子どもだからわからない、ではなく、
子どもも大人もみんなで考え、
意見を言い合い、
より安全に、もっっっと楽しい暮らしを、
みんなで創っていこうと改めて思った時間でした。