2022年9月8日木曜日

バスの安全についてみんなで考えました(宇部)

 静岡県のこども園でバスの事故がまた起こってしまいました。


この夏、やま、たいよう、うちゅうで

毎日バスで海へ通った生活を思うと、

とても他人事とは思えず、

改めて、乗降時の人数確認の徹底を

職員間で確認しあいました。


そして、

うちゅうさんにも事件のことを話し、

考えてもらう時間を取りました。


みんなもさ、よくバス乗るやん。

どうしたらよかったやろう?

 

「バスで寝ない方がいい」

「宇宙はもうあんまりバスで寝らんけぇ大丈夫」

と、最初こそ自分たち目線でしたが、次第に、

「でも、やまぐみはまだ寝るよ」

「たいようも寝ちょう人もおるよ」

と下のクラスの子たちへ思いを寄せ始めました。


もしさ、寝てる人がおったら

みんなやったらどうする?


「ついたよ!って起こす」

「すぐに寝る人の横にうちゅうが座ってから、

着いた時に着いたよ!って起こしたらいい」

「うちゅうがいつも最後に(バスから)降りるけぇ、誰か残ってないかなぁって見る!」

「降りん人がおったら、降りさせて!って大人に言う」

「降りん人は抱っこしたらいいやん!」

「うちゅうの方が(小さいクラスの子より身体が)小さい時もあるし、バスの階段が危ないけぇ抱っこはできんよ」

「そんなら大人に言えばいい!」


もしもバスとかおうちの人の車の中で

1人になってしまったらどうしたらいいかね?


「うちゅうやったら窓が開けれるけぇ、窓開けてから『助けて』って大きい声で言う」

「小さい人は窓がかたくて開かんけぇ、窓をどんどんって(叩く)する」

「ぷっぷーって鳴らしたらいい」


いつもの暮らしを頭に思い浮かべながら、

自分の言葉にして懸命に伝えてくれました。


正解なんてないからこそ、

わたしだったら!

ぼくだったら!

どうしただろう?と考える。

子どもだからわからない、ではなく、

子どもも大人もみんなで考え、

意見を言い合い、

より安全に、もっっっと楽しい暮らしを、

みんなで創っていこうと改めて思った時間でした。